どうも
おかた(@business_tatuya)です。
プロテインダイエットというCMが流れ、ダイエットでプロテインを飲んでいるという人が増えてきています。
プロテインはタンパク質で、体つくりに欠かせない栄養素になっています。
しかし、タンパク質の吸収にビタミンが大きくかかわっていることをご存知でしょうか?
その理由についてまとめていきます。
タンパク質の吸収にはビタミンが欠かせない
ビタミンは糖質や脂質のようにエネルギー源になるものでもなく、タンパク質のように体を構成するものでもありません。ビタミンは体を調節する役割を担っています。
ビタミンは脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)と水溶性ビタミン(ビタミンB群、C)に分類されます。
脂溶性ビタミンは脂に溶ける性質があるため、
脂溶性ビタミンを多く含む食品を摂取する場合は、油で炒めることで吸収が良くなります。
水溶性ビタミンは蓄積性がないため、余分に摂取した分は尿として排泄されますので
毎日コンスタントに摂取する必要があります。
そんなビタミンですが、ビタミンB6は、タンパク質を摂取した後、体作りをサポートする役割があります。
つまり
サッカーでいうと、タンパク質がフォワードだとすると、ビタミンはフォワードにパスを出し、得点をアシストする役割があります。
タンパク質だけではなかなか体作りをうまくできないのです。
タンパク質が吸収される流れ
タンパク質は、アミノ酸というものが集まってできています。アミノ酸が集まり、ペプチドになり、
ペプチドが集まり、タンパク質になります。
タンパク質が吸収される流れは、この逆の行程になります。
タンパク質は分子量が大きいので、そのままでは血管には入れません。
そのためタンパク質は分解され、ペプチドになります。
そしてペプチドがさらに分解され、アミノ酸になります。
このような行程を経て吸収されるので、タンパク質は約30分ほど吸収に時間がかかります。
食事からとるタンパク質は、いったんアミノ酸に分解されて、人体に必要なかたちで再合成されます。
そこで一部のアミノ酸を体内で作るのに必要なのがビタミンB6で、
タンパク質を多量に摂取する人ほどビタミンB6の必要量が増えることになります。
タンパク質が吸収されないとどおなる?
タンパク質を1度に一気に摂取すると吸収できずに胃腸に残ることがあります。胃腸に残っていると、便が出なかったり、ガスが出やすくなったりということになります。
1度に大量に摂取するのではなく、1日をかけて必要量を飲むようにしてください。
またビタミンはタンパク質の吸収をサポートする役割があるので、そのビタミンが減ってしまうと、タンパク質が吸収されずに残ってしまします。
腸内環境のトラブルを防ぐためにも、ビタミンが役立ています。
ですので、タンパク質とビタミンはお互いに必要な存在ですので、切っても切れない関係なのです。
まとめ:体つくりにはタンパク質とビタミンが大切
タンパク質とビタミンの関係についてまとめていきましたが、タンパク質は体を作る役割があり、ビタミンはそれをサポートする役割があることが分かりました。
お互いがあって初めて成り立つものなので、ビタミンの摂取にも意識を持っていくといいかもしれませんね。
豆知識ですが
タンパク質は分子量が大きく吸収されるまでに、分解を繰り返し行う必要があるので、吸収されるまでに約30分ほどかかります。
また筋トレ最中は、タンパク質を摂取すると、タンパク質の分解と、
筋トレ両方にエネルギーが使われ筋トレの効果を最大限に生かすことができません。
筋トレ最中はプロテインを飲まないようにしてください。
プロテインは筋トレ後に飲むのが必要です。
ビタミンはサプリメントで売っており、トータル的なビタミンを摂取したほうがいいのでマルチビタミンを購入されることをオススメします。
このように栄養素は組み合わせも大切なので、うまく使って成果を出していただければと思います。